2024.09.26

売掛金の支払いをしない取引先に対して、強制執行により売掛金を回収した事例

法人・フリーランス

結果

取引先法人に売掛金の支払いを命じる判決を取得

強制執行によって売掛金を全額回収

相談内容
取引先法人に対する売掛金の回収についてのご相談
主な争点
売掛金の支払義務と、未払いが続く場合の回収方法
依頼者
小規模法人(建設業)
エリア
東京都江戸川区
相手方
取引先法人

ご相談内容・主な争点

「仕事を完了したにもかかわらず、取引先が請負代金を支払ってくれません。売掛金を回収することはできますか?」

依頼者は建設業を営む法人で、日頃から取引のある相手方から仕事の発注を受けました。依頼された業務を完了したものの、取引先が請負代金を支払わなかったため、売掛金を回収したいと考えて当事務所へ相談されました。

主な争点

売掛金の支払義務と、未払いが続く場合の回収方法

弁護士の解決方針

契約・請求資料を整理して訴訟を提起し、必要に応じて強制執行により回収する

本件取引に関する契約書類や請求書類などを整理し、売掛金の支払義務を裏付ける資料を準備しました。そのうえで取引先法人に対して訴訟を提起し、支払いを命じる判決を取得しました。判決後も十分な支払いがなかったため、取引先の資産に対する強制執行を行いました。

実際に行った対応

  1. 契約書類や請求書類を整理
    取引内容や売掛金の発生を確認できる契約書、請求書などを整理し、請求の根拠を準備
  2. 取引先法人に対して訴訟を提起
    未払いとなっている売掛金の支払いを求め、取引先法人を相手に訴訟を提起
  3. 支払いを命じる判決を取得
    訴訟の結果、取引先法人に対して請負代金の支払いを命じる判決を取得
  4. 強制執行により売掛金を全額回収
    判決後も十分な支払いがなかったため、取引先の資産に強制執行を行い、売掛金を全額回収

結果・解決のポイント

結果

取引先法人に売掛金の支払いを命じる判決を取得

+

強制執行によって売掛金を全額回収

解決のポイント

訴訟で判決を取得するだけで終わらず、取引先から十分な支払いが得られなかった段階で強制執行まで進めたことがポイントです。契約書類や請求書類を整理して売掛金の支払義務を明確にしたうえで訴訟を提起し、判決後も回収できなかったため取引先の資産に強制執行を行うことで、売掛金の全額回収を実現しました。

弁護士からの解説

売掛金は判決を取得しても支払われなければ強制執行を検討できる

法人間の取引では、仕事を完了して請求書を発行していても、取引先の資金繰りなどを理由に売掛金が支払われないことがあります。このような場合には、まず契約書や発注書、請求書などを確認し、売掛金の発生や支払義務を裏付ける資料を整理することが重要です。

交渉で支払いを受けられない場合には、訴訟を提起して支払いを命じる判決の取得を目指すことがあります。ただし、判決を取得すれば自動的に入金されるわけではありません。相手方が判決後も任意に支払わない場合には、資産に対する強制執行を検討する必要があります。

強制執行では、相手方が保有する預貯金などの財産を差し押さえて債権回収を図る方法がありますが、実際にどの方法が適しているかは相手方の資産状況によって異なります。

今回の事例では、訴訟によって支払いを命じる判決を取得した後も十分な支払いがなかったため、強制執行を行い売掛金の全額回収につなげました。売掛金の滞納が続いている場合は、訴訟だけでなく、その後の回収方法まで見据えて対応することが大切です。

担当した弁護士

中島 和泉

この事件を担当した弁護士

中島 和泉

弁護士法人HAL / 新小岩法律事務所
登録番号:62036

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