2024.09.26
モラハラ夫との長期にわたる離婚調停で、離婚の成立と親権を勝ち取る
依頼者プロフィール
- 女性・40代
- 家族構成:配偶者、子供1人
ご相談のきっかけ
依頼者は、夫からの長期間にわたるモラハラに精神的に洗脳されているような状態でご相談に来られました。離婚をするなら子供の親権はわたさないと夫から言われ続け、子供を置いてでも離婚すべきかどうかというお問合せから、初回相談を実施しました。
当事務所の対応
当事務所としては、日ごろの夫の態度がモラハラにあたるものであることを指摘し、依頼者は何も落ち度がないこと、そのため子供と一緒に別居を開始して離婚に向けた準備をしていきましょうというアドバイスをしました。
また、離婚協議によって夫が子供の親権を依頼者に譲る見込みは低いと見込まれるため、速やかに離婚調停を申立て並行して離婚協議を開始するという流れを提案しました。
離婚調停では、当事務所の見立て通り夫が親権を主張すると同時に別居した子供の監護権を主張して監護者指定審判の手続きも対応しました。
当事務所は、監護者指定審判の申立てがされる可能性があることも事前に想定した上で準備を進めていたため、監護者指定審判によって依頼者側が監護者にふさわしいと認めてもらい、そのまま依頼者を親権者とする内容での離婚に合意することができました。
離婚に関するご相談にあたっては、配偶者からのモラハラなどから一方的に自分が悪いのではないかという不安をもって相談に来られる方も多いです。当事務所では、初回相談で状況を客観的に分析しご自身に非がないのであれば、まずはその点をきちんと理解してもらってから新しいステップに進めるよう励ましながら進めています。