2024.09.26
婚姻期間40年の熟年離婚で、高額の財産分与を勝ち取る
依頼者プロフィール
- 女性・60代
- 家族構成:配偶者、子供3人(成人済み)
ご相談のきっかけ
依頼者は、40年前に結婚した夫婦でしたが10年前に3人の子供が独立してからは夫と別居状態にありました。依頼者である奥様は、長年の不仲に決着をつけて第二の人生をスタートさせたいという思いから離婚の相談に来られました。
当事務所の対応
当事務所としては、依頼者夫婦が結婚40年と長期間におよぶ夫婦であるため財産分与が主たる争点になると見通し、今後の手続きに必要な財産資料としてどのような資料が必要かを説明の上で資料収集から準備を開始しました。
また、財産分与として請求する金額が相当高額になると見込まれるため、夫が素直に支払いに応じないものと見通し、離婚調停を申立てと並行して離婚協議を開始するという流れを提案しました。
離婚調停では、当事務所の見立て通り財産分与が主たる争点となりましたが、それまで住んでいた自宅の売却益や夫が定年退職により受け取った退職金などを財産分与として主張することで数千万円の財産分与金を獲得することができました。
特に婚姻期間が長かった奥様においては、離婚後の生活をどのように生計立てていくかが悩みの種になり離婚に踏み切れない方も多くいると思います。
当事務所では、事前に入念な資料収集のやり方をきちんとご説明の上で離婚すべきかどうかを一緒に考えていきますので、本当に離婚して良いのか悩んでいる段階の方でも焦らず今後の人生と向き合うお手伝いをしています。