妻の不倫が発覚した男性が、離婚にあたり親権と慰謝料を勝ち取る

依頼者は、妻が他の男性と不倫をしていることを知った男性です。妻との離婚についてはやむを得ないものと考えていますが、小学生の子供の親権もあきらめきれないということで相談に来られました。

当事務所としては、夫婦のそれまでの生活状況などから一般論として夫が親権を獲得するのは難しいということをご説明の上で少しでも親権を獲得する可能性を高められるよう準備をしていくことを提案しました。
準備にあたっては妻の不倫の証拠を固めるために探偵業者を利用すること、子供の面倒を妻に頼らず夫だけでやっていける証拠を長期間にわたって準備していきました。

入念な準備を重ねた段階で弁護士による妻との離婚協議を開始しましたが、丁寧な説明と今後の見通しなどを伝えることで親権者を夫とすることでの離婚と慰謝料の支払いについて合意することができました。

当事務所としても、男性の親権獲得は種々の理由から難しいという印象を持っています。それでも諦めずに入念な準備を重ねていくことで親権獲得の可能性を高めていき、実際に親権を獲得できた実績もあります。
長期間の二人三脚が前提となるものではありますが、少しでも男性の親権獲得という目標を達成するために一緒に戦っていくことも当事務所として取り組んでいきたいと考えています。