2026.10.04
妻の不倫を理由に婚姻費用を減額し、財産分与なしで離婚した事例
結果
妻の不貞行為を踏まえ、婚姻費用を月額2万円減額
双方が財産分与を行わない条件で離婚が成立
- 相談内容
- 不貞行為をした妻からの離婚請求と婚姻費用・財産分与についてのご相談
- 主な争点
- 妻の不貞行為を踏まえた婚姻費用の金額と、財産分与の条件
- 依頼者
- 男性・40代
- エリア
- 茨城県土浦市
- 家族構成
- 配偶者、子供2人
ご相談内容・主な争点
「妻が不倫したにもかかわらず、離婚と婚姻費用を請求されています。できるだけ経済的な負担を抑えて離婚できますか?」
依頼者は、妻が不貞行為をしたにもかかわらず、婚姻費用分担調停と離婚調停を申し立てられていました。夫婦には預貯金や自宅不動産などの財産もあったため、婚姻費用だけでなく財産分与についても経済的な負担が生じる可能性がありました。そこで、妻の不貞行為を踏まえて負担をできるだけ抑えたいと考え、当事務所へ相談されました。
主な争点
妻の不貞行為を踏まえた婚姻費用の金額と、財産分与の条件
弁護士の解決方針
妻の不貞行為を証拠で示し、婚姻費用の減額と財産分与なしでの離婚を目指す
依頼者から別居前の夫婦関係や妻の不貞行為に至った経緯などを詳しく聞き取り、不貞行為を裏付ける証拠を整理しました。そのうえで、裁判所へ証拠を提出し、婚姻費用の減額を要求。財産分与についても双方が請求しない方向で、粘り強く交渉を進めました。
実際に行った対応
- 夫婦関係を確認して不貞の証拠を整理
別居前の夫婦関係や妻の不貞行為に至った経緯を聞き取り、不貞行為を裏付ける証拠を収集・整理 - 裁判所に証拠を提出して婚姻費用の減額を要求
妻の不貞行為を裏付ける証拠を裁判所へ提出し、有責性を考慮した婚姻費用の減額を主張 - 婚姻費用の月額2万円減額で合意
妻の不貞行為を踏まえて交渉した結果、婚姻費用を一般的な算定額から月額2万円減額することで合意 - 財産分与なしでの離婚に向けて交渉
預貯金や自宅不動産などの財産があるなかで、双方が財産分与を請求しない方向で交渉を継続 - 財産分与なしで離婚調停が成立
粘り強い交渉によって妻が条件に応じ、財産分与を行わない内容で離婚調停が成立
結果・解決のポイント
結果
妻の不貞行為を踏まえ、婚姻費用を月額2万円減額
+
双方が財産分与を行わない条件で離婚が成立
解決のポイント
妻の不貞行為を客観的な証拠によって示し、その有責性を踏まえて交渉を進めたことがポイントです。婚姻費用については証拠を裁判所へ提出して減額を主張し、月額2万円の減額に成功しました。また、財産分与についても時間をかけて粘り強く交渉したことで、妻の譲歩を引き出し、財産分与なしでの離婚を実現しました。
弁護士からの解説
不倫をした配偶者からの離婚請求には証拠を確保して対応
今回の事例では、妻の不倫を裏付ける証拠を裁判所に提出し、婚姻費用の減額と財産分与なしでの離婚を求めました。その結果、婚姻費用を月額2万円減額し、財産分与を行わない条件で離婚を成立させることができました。
不倫をした配偶者から離婚を求められた場合、交渉を進めるうえで重要になるのが、不倫の証拠を確保することです。不倫が原因で別居に至った場合、不倫をした配偶者自身の生活費に相当する婚姻費用については、請求が制限される可能性があるためです。また、財産分与についても、不倫を理由に当然に拒否できるわけではありませんが、証拠をもとに交渉を進めることで、双方が財産分与を行わない条件で合意できる場合があります。
不倫をした配偶者から離婚を求められ、婚姻費用や財産分与などの条件に納得できない場合は、まずは当事務所へご相談ください。
担当した弁護士

この事件を担当した弁護士
三浦 美咲
弁護士法人HAL / 秋葉原本部
登録番号:64049
